情緒が基準で

情緒が基準で

24の日記と生活

12月に読んだ本とか

夏終わりに本読むブームが来てから2ヶ月後...また「.....本!!!よみたい!!!」という意欲が改めて湧き上がり先週買いました。特に韓国文学は日本の書籍市場に「韓国文学」というジャンルで真剣に残ってほしいので必ず文庫本を買うようにします。働いていてよかった。

 

買った本📚

・わたしに無害なひと

・アーモンド

 

買って速攻読んだ本📚

①ワイルドサイドをほっつき歩け

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著:ブレイディみかこ

「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」の著者の本。息子の話を書いたら次は「おっさんの話書きましょう」と編集者さんから言われたらしい。ブレイディさんの視点と愛と口調は相変わらず。

中身は英国中高年のかなりシビアな話ばかりなのに、私でもとっつきやすい書かれ方でまたまたあっという間に読んでしまった。そしてまたまためちゃめちゃ面白い。想像以上にブリティッシュは複雑でシビア。「ぼくはイエローで〜」はティーン達の話だったけれど、こちらはティーンの親世代、中高年のシビアな人生と仕事と家庭の話で、20代の私にとっては少々複雑な気持ちでもある...。笑 複雑な気持ちなのに、料理してても買い物しててもお風呂入ってもおっさん達のことが気になってまた本を開いてしまう。ドラマを見ててもつまらないシーンになったらおっさんのこと考えちゃったので昨日一気に読んでしまいました。味わうことが出来ない飢えてる人みたい。

私が見ているブリティッシュのイメージは、ああ映画で見たものですね、と分かっているものの、日本よりはマシだろと思ってたけどそんなことはなさそうで。もしかしたらどの先進国と言われてきた国でも現状は変わらなくて、ただ声を上げているか、身近な人とその会話できているかが違う気がする....

1番ああそうなんだよねと思ったのは、EU離脱派であるものの近所の移民に対するレイシズムは絶対に許さないおっさんたちのような、なんと言うんだろう「離脱派は絶対に保守的でレイシストだ!」は絶対に無い。という当たり前が頭に残っている。いろんな主義主張がある中で、たとえ同じ離脱派だとしてもそれぞれ個人の背景と環境は違うし主張も違うし、その許容と自己表現が日本人下手では?と思ってしまった。そもそもあまり政治的な話をしないってのもあると思うけど....と、書いててなんだかよく分からないことを言ってしまったんですけど、とってもおすすめの本なのでぜひ...これ読むと色んな本を読みたくなるのよね。


②なくなったら困る100のしあわせ

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著作:松浦弥太郎

松浦弥太郎さんの本は2冊目です。よく、やりたいことリストは聞くけど、なくなったら困ることリストって考えた事ないかも。死について普段考えないように「消える、存在が無くなる」ことを考えることも普段ない。2021年は年明けになくなったら困ることリスト作ってみようと思う。でもただ松浦さんのリストに共感できるものもあればできないものもあって、わかる、いや、全然わからん、の繰り返し😹まあ世代も人も違うし当たり前なんだけど笑

でも「自分はこれで幸せを感じられる」ことを100個も上げられたら心が豊かになりそうである。2021年は100個埋めるのを目標にしてみます〜


③ニューヨークで考え中

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著作:近藤聡乃

はぁ好きである...好きすぎて3巻目は発売前から予約した。ニューヨーク行きたい🗽ってなるようなキラキラではなく、普通の日々なんだけどakinoさんの視点がとても好きでいま毎日読んでる笑 ふと思い立ってニューヨークに住もう、と決めたけれど、10年以上も住むことになるとは...と言うakinoさんのエッセイ漫画。日本食に焦がれるakinoさんを見ていると日本食食べたくなるし、ニューヨークのレストランのシーン見るとそれも食べたくなるし、近所の公園でチーズケーキテイクアウトしてみたり、コートをお直しに出したり、ベーグル買いに行ったり、電線にいるスズメを観察したりっていう日本でも出来ることなんだけど何故かakinoさん視点だとおもしろく感じる。いつかマンハッタンやアストリア近くのエアビー借りて2週間くらい生活してみたい☕️🥯

 

では〜!